2020年7月時点で見過ごすとやばいリスク事項!

2020年7月時点で見過ごすとやばいリスク事項!

YouTubeでは、全スクリプトを掲載しています。是非、ご視聴ください。▼ https://youtu.be/cdjkdpoipe4 1)長期化するコロナの影響売上だけでなく、固定費への変動要因を押さえましょう。出張の自粛、接待機会の減少、残業の減少が見込まれますので、この辺りが、損益にどのように出てきているか判断して、業績見通し値に随時反映することが必要になります。2)追加原価が業績を圧迫していないか追加原価とは、売上計上後の製番において発生した原価です。予定外のコストが製造原価に計上されてしまったときの状態です。仕損や顧客からの仕様変更による対応費用が挙げられます。一方で、建設工事に関わる会計基準では、工事契約に関する会計基準の第19項に基づき、「工事原価総額等(工事原価総額のほか、販売直接経費がある場合にはその見積額を含めた額)が工事収益総額を超過する可能性が高く、かつ、その金額を合理的に見積ることができる場合には、その超過すると見込まれる額(以下「工事損失」という。)のうち、当該工事契約に関して既に計上された損益の額を控除した残額を、工事損失が見込まれた期の損失として処理し、工事損失引当金を計上する。」とされています。一概に、追加原価が発生したからといって、工事原価総額が工事収益総額を上回ることにつながりませんが、留意すべきです。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37203439