☆米政府 “ウイグル族の人権を侵害” 中国企業などに制裁

☆米政府 “ウイグル族の人権を侵害” 中国企業などに制裁

2020年7月21日 9時15分米中対立アメリカ政府は、中国のウイグル族に対する大規模な拘束や生体情報の収集に関わり人権を侵害しているとして、中国の合わせて11の企業と組織に制裁を科すと発表しました。アメリカ商務省は20日、車両部品を製造する中国の「今創集団」や生体の研究機関など、合わせて11の企業と組織を新たに制裁対象に加えると発表しました。これらの会社などは、大規模な拘束や強制労働、強制的な生体情報の収集や遺伝子の解析を行って、ウイグル族の人権侵害に関与しているとされ、アメリカ企業との取り引きが事実上禁止されます。ロス商務長官は「今回の行動は少数民族に対する卑劣な行為にアメリカ企業の商品と技術が使用されないことを保証するものだ」とする声明を出しました。商務省は去年10月以降、中国の監視カメラメーカーなど合わせて37の企業と組織に対して同様の制裁措置を発動しています。トランプ政権は、新型コロナウイルスや香港の問題、通信機器大手ファーウェイなどハイテク分野で、中国との対立を深めていて、中国企業に対する締めつけを強化しています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37223106