【広島県の神社巡り】安芸武田氏の佐東銀山城 北門の鎮護 宇那木神社 (Unaki Jinjya)

【広島県の神社巡り】安芸武田氏の佐東銀山城  北門の鎮護  宇那木神社 (Unaki Jinjya)

鎌倉末期(佐東郡の銀山かなやまじょう城築城の頃)創建の模様で、安芸守護、分国守護などであった武田氏が甲州から勧請した神社。元は宇那木八幡宮と号していたようです。御祭神=応神天皇 仲哀天皇 神功皇后宇那木山に鎮座しておりこの山中には数基の古墳が現存する。佐東郡は(もともと古代は佐伯郡と呼ばれたが平安末期に佐西郡と佐東郡に分かれた)後に沼田郡となり 近代になり安佐郡などと改編された。JR可部線の七軒茶屋駅から程ないところにあり4〜500m程度離れている。現地は駐車場あり。安芸武田氏ゆかりの神社である。銀山城のある現・武田山までは車で20分くらいで山麓からは登山となる。なかなか急な山であるが眼下に太田川流域から厳島を望める景色は良い。二回ほど登りました。古墳などもあり古代から開け。中世の太田川流域の安芸の国支配の中心地だったようですが武田氏も守護職をおわれた。戦国期には太田川流域の分郡守護であった武田氏も衰退し大内氏や尼子氏が勢力を伸ばしやがて毛利氏が台頭してくる。わずかに残る武田氏ゆかりの場所の一つなんですね。2019( 令和元年 )冬 参拝。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37248982