八重瀬グスク「カニカマルー」の伝説や民話、桜の名所

八重瀬グスク「カニカマルー」の伝説や民話、桜の名所

八重瀬グスクは一名富盛城とも呼ばれ島尻の世の主、八重瀬の按司の居城であったと伝えられ、今から約600年前に築かれたのではないかといわれている。現在でもグスク内には「城火の神」「ナカジク火の神」「グスク井泉」と呼ばれる三ヵ所の拝所・井泉があり、又「カニカマルー」の伝説や民話などが残されており村人たちの深い信仰の場となっている。昔、八重瀬町富盛にいた大変美しい娘と位の高い男が恋に落ちました。しかし、二人は身分が違いすぎるため、結婚することはできませんでしたが、人目を避けながら逢瀬を繰り返していく内に、娘はいつの間にか身ごもってしまいます。妊娠したことが周りの人達に知られるとマズいことになる。流産させようとしたが、お腹の中の赤ちゃんが語りかけてきます。「もし私を産むのであれば、お母さんは死んでしまうかもしれないのですが、それでも私を産みますか?」と・・・娘は、「自分の命を落としてしまっても、あなたの命が大切です」と言って、決死の覚悟で産みました。その子の名前が「カニカマルー」と言い、八重瀬グスクに多大なる貢献をし電設や1や民話が残されました。又沖縄県南部の桜の名所として知られており、毎年1月下旬から2月上旬にかけて「やえせ桜まつり」が開催されます。久米島情話(島情) - 唄:吉里和美, 稲嶺八重子 -  https://www.youtube.com/watch?v=bGbVuguPxII

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37266260