太田川河口仁保島(現在は陸地)旧村社 邇保姫神社 (NihohimeJinjya)  広島市南区西本浦

太田川河口仁保島(現在は陸地)旧村社 邇保姫神社 (NihohimeJinjya)  広島市南区西本浦

仁保島=広島湾河口にあった島。現在は内陸化して市街地。黄金山のあるあたりでそこからが続く丘陵の末端の岡に鎮座。平成十九年未明の火災にて社殿は灰燼に帰す、平成二十二年再建された。元は享保年間再建の被曝建物でしたが今は唯一手水舎を残すのみ。社殿は新しく大きなものでなかなか豪壮です。山頂は再建時、かなり現代風に整備された感じであるがまだいろいろ工事中な模様。車でも上がれる。御朱印あり。再建後、参道の石段を登るあたりが一番古い風情や樹木が残った感じのようです。社頭に掲示された社伝によれば神功皇后、三韓征伐の帰り。この地に宿泊、霊験のあった爾保津比売命を鎮蔡したという。船団が出発の時、白羽の矢を放ち 邪気払をしたその矢が落ちた場所がこの丘と伝承され、矢が神体らしい。祭神=爾保津比売命、八幡三神 計他八柱。仁和元年宇佐八幡を勧請〜これより江戸期までは正八幡宮と号した。爾保津比売命=丹生都比売ともいい丹砂(水銀の鉱石鉱物)朱色の原料(塗料、顔料にしたが有毒)に関わる氏族の奉斎した神といわれる。播磨風土記逸文には神功皇后の三韓征伐伝説に登場しこの神から授かった赤土を使い天の逆鉾を染め舳先に立て、軍衣を染めて見事 新羅に勝ったという。料亭や温泉などのある(庭園も有名)半べい庭園の先にあり邇保姫神社前バス停も近い。合わせて寄りたいところ。半べい庭園に寄ったので参拝(二回目)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37458112