Z.Kodály - Sonatina per violoncello e pianoforte

Z.Kodály - Sonatina per violoncello e pianoforte

ハンガリーの作曲家 コダーイ・ゾルターン (1882 - 1967) の室内楽作品『チェロとピアノのためのソナチナ (1910, rev. 1922)』ですー「音楽を礎とした教育は子供の能力を多面的に育む」という考えと実証に基づいて, 自国のわらべ歌を用いた歌唱やソルフェージュを重視した早期音楽教育の重要性を説いたコダーイすべての子供たちが楽しみながら体系的に音楽が学べるように, と彼が提唱したこのシステムは『コダーイ・メソッド』と呼ばれるようになり, その後 世界中の教育現場で採用されていきました『チェロソナタ 作品4』はハンガリーの若手作曲家であったコダーイとその友人 バルトークが自作品の紹介を目的として企画したパリでの演奏会(1910年)に向けて作曲され, バルトークのピアノ伴奏で初演されましたただし, その場で未完だった第1楽章は演奏されず, 5日後に開かれた演奏会では通しで演奏されたのですが, その完成度に不満を覚えていました時は流れて1922年, 改めて第1楽章を補作するために筆を取ったものの, 12年を隔たって出来た作品が元の曲集のスタイルと乖離し同じ括りにすることは適切でないと考えられ, 結果としてチェロソナタは2楽章制, 第1楽章(改)はソナチナとして独立する形で楽譜が出版される運びとなりました演奏:Julian Steckel (vc), Paul Rivinius (pf)← 前 ボガティリョフ sm37536564 | sm37557681 ロッラ 後 →

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