2009年11月4日 ワールドシリーズ 第6戦

2009年11月4日 ワールドシリーズ 第6戦

ホームを再度変更する第6戦まで行われたのは2003年のワールドシリーズ以来6年ぶり。フィラデルフィアでは代打要員だった松井が5番指名打者でスタメン復帰。ヤンキースは2回に先頭打者のアレックス・ロドリゲスが四球で出塁し、後続の松井秀喜の2ラン本塁打で先制。フィリーズは3回にカルロス・ルイーズの三塁打とジミー・ロリンズの犠牲フライで1点を入れた。ヤンキースはその裏の攻撃で松井の安打で2点を追加。フィリーズ先発のペドロ・マルティネスは4回終了後降板、5回からはチャド・ダービンが登板。しかし、ダービンはデレク・ジーターに二塁打、マーク・テシェイラに安打、アレックス・ロドリゲスに四球を与え、降板。ダービンに代わり登板したJ・A・ハップは松井秀喜に2点タイムリーヒットを浴びた。松井は1960年のボビー・リチャードソンのシリーズ記録に並ぶ1試合6打点を挙げた。フィリーズは、6回にチェイス・アトリーが四球で出塁し、ライアン・ハワードの本塁打で2点を入れた。ヤンキース先発のアンディ・ペティットはラウル・イバニェスに二塁打を打たれ、6回2死で降板。ジョバ・チェンバレンがリリーフ登板。両チームとも7回以降無失点のまま9回を迎えた。ライアン・ハワードは、8回にダマソ・マルテから今回のワールドシリーズで13三振目を喫し、ウィリー・ウィルソンの12三振のワースト記録を29年ぶりに更新した。ヤンキースは9回からクローザーのマリアノ・リベラが登板。カルロス・ルイーズに四球を許したものの無安打に抑え、7対3でヤンキースが勝利。地元ニューヨークで9年ぶり27度目のワールドチャンピオンとなった。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37585585