日本初の「ファシリティドッグ」 ベイリーが死ぬ 横浜

日本初の「ファシリティドッグ」 ベイリーが死ぬ 横浜

2020年10月2日 18時20分医療施設に常駐し、患者の子どもなどに寄り添って不安やストレスを和らげる「ファシリティドッグ」として活躍した、ゴールデンレトリーバーの「ベイリー」が1日、横浜市で息をひきとりました。12歳で、人間に換算すると80代ぐらいでした。オスのゴールデンレトリーバー、ベイリーは、日本で初めての「ファシリティドッグ」として、横浜市や静岡県の病院にハンドラーの森田優子さんとともに常駐し、病気で苦しむ子どもやその家族などに寄り添って不安やストレスを和らげるなど、心を癒やす役割を果たしてきました。おととし引退してからは横浜市に住む森田さんの自宅で過ごしていましたが、所属するNPOによりますと、1日午後2時半ごろ、息をひきとったということです。12歳で、人間に換算すると80代ぐらいでしたが、最近まで近所を散歩したり山で遊んだりしていて、死ぬ直前にも大好きな牛乳を飲んだということです。現在国内ではメスのゴールデンレトリーバーのアニーなど、3頭の「ファシリティドッグ」が活躍していて、所属するNPOの「シャイン・オン・キッズ」は、「闘病中の子どもたちや、その家族などにたくさんの愛と勇気を与え、大きな功績を残してくれました。その活躍に感謝し、ベイリーの活動を支えてくれた皆さんにもお礼を申し上げます」とコメントしています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37611149