夢見るセンス feat.初音ミク / 横に歩く
- 2020/11/12 12:11:02 投稿
- 再生数：264
- マイリスト数：2
寂しく浅い眠り その淵で観測たものは夢向けられた眼差しで凍傷になる僕その痛みで起こされたら儚く散る夢の影が二度と抜けない楔と化し突き刺さる積もり積もる亡霊がかつて見せていたものはいつか叶うと信じて大切にしてその宝物が抱えきれないほどに増えすぎていたきっと欲張りすぎていた その罪のかたち重さに耐えきれず いつかすべて諦め、捨てて幼い頃の僕が冷たい眼で見ている「誰もがそんなふうに諦めて生きているのさ」背中押す寒い風がそう語りかけた僕はいつかそうして大人になるのかなそんな世界にたくさんの歯車そのひとつの様でもそれはそれで安心して死ねるような気がしてさ……その安らぎに横たわり また夢を観測るの永遠に叶わない夢 その影を追い続けていた同じ悲しみのループ その中まわってどこまで歩いてもどこにも辿り着けないのさそれを僕はどこか心で願ってるの夢を見る僕の物語はどこにもなかったのだって終わりもなければ始まってもないありもしないものに縋り続けた愚か者たちの行進が今日も丸い地球を転がす