大きさ5cm!!“日本最少のネズミ”展示始まる 仙台うみの杜水族館

大きさ5cm!!“日本最少のネズミ”展示始まる 仙台うみの杜水族館

仙台市宮城野区の仙台うみの杜水族館にまた新しい動物が仲間入りです。日本最小のネズミ「カヤネズミ」の展示が11月16日からはじまりました。高橋咲良アナウンサー「16日から展示が始まったカヤネズミがこちらです。日本最小のネズミで大きさは5センチ。私の親指ほどです。とっても小さいので細い葉っぱの上にも軽々乗れます」茶色い毛に覆われつぶらな瞳がかわいらしいカヤネズミ。体長は5センチ程と非常に小さく、体よりも長い尻尾をもつのが特徴です。展示されているのは、オスとメスがそれぞれ2匹ずつの合わせて4匹。全て、アクアマリン福島で生まれたカヤネズミです。カヤネズミの生息地は、日本のほかヨーロッパや朝鮮半島などで、日本では宮城県が生息地の北限とされています。カヤネズミは、ススキやチガヤといったイネ科の植物の葉を球状に編んで巣を作るため、イネ科の植物が多く生えている畑や水田、河川敷などで見ることが出来ます。女の子「かわいかった」男の子「ちっちゃい、このくらい」お母さん「あんなに小さいネズミだと思わなくて、かわいかったです」カヤネズミ飼育担当 相澤真哲さん「普段全くと言っていいほど目にすることのない種類のネズミ。まずは興味を持っていただいてカヤネズミがどういった状態にあるのかを学んでいける場になればうれしい」仙台うみの杜水族館では今後、カヤネズミの繁殖にも取り組んでいきたいとしています。しかし最近では、カヤネズミの生息する河川敷の整備などが進んだことで全国的でその数が減っていて、宮城県では近年減少が著しい種を意味する「要注目種」に指定されています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37831128