[毎週金曜更新]今回は、ロシアおよびソ連がなぜ昔から「恐怖政治ばかり」なのか、についてです。 古くは帝政ロシアのイヴァン四世から、現代のプーチン大統領まで、ロシア地域の国家元首は、みな「強大な権力で強力にロシアの地域を支配し、国を引っ張っていく」恐怖政治体制の時代が長く続いてきています。 われわれ日本のような「自由主義」の国から見ると、息が詰まるようなイメージがある「恐怖政治」ですが、現代ロシアはそれほど厳しい状況ではなく、むしろ「強いリーダー」のプーチンは、国民から絶大な支持を受けています。しかしなぜ、そのような国民意識が育まれてきたのでしょうか? 皆様の勉強の一助、あるいは雑談の種になれば幸いです。