シーイーの古都京都巡り030養源院

シーイーの古都京都巡り030養源院

京都府民のシーイーが主に地元の神社や仏閣を、独自の視線での紹介動画になります。今回は「養源院」です。山号は「南叡山」開山が「成伯」で戦国大名の浅井家に縁がある方で、開基が「浅井茶々」となり、まさに「浅井家の菩提寺」と言えるお寺です。成伯が延暦寺の僧であったため、建立当時は天台宗のお寺でしたが、昭和期に浄土真宗に改宗されてます。大坂の陣の後は、徳川秀忠の正室である浅井江(徳川江/崇源院)が、豊臣秀頼、姉の茶々および浅井家先祖の供養をすべく、江戸幕府主体での法要が大々的に行われました。まもなくに火事で焼失しますが、江が秀忠に懇願して再建されました。再建には解体された伏見城の廃材がリサイクルされて、伏見城の戦いで戦死した、徳川方の将兵の血が多数付着しており、主に天井板に使われている事から、「血天井」の異名があります。この件は、大河ドラマ「葵 ~徳川三代~」の第37回で、秀忠と江の夫婦の会話に出てきております。上述の通り徳川家の先祖に当たる事から、葵の御紋の使用が許可されております。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37925832