日本の官民協力 タイの都市鉄道試運転 複数の日本企業が参画

日本の官民協力 タイの都市鉄道試運転 複数の日本企業が参画

日本の官民が大きく関わるタイの新しい都市鉄道。試験運転が初めて公開された。バンコクでは15日、2021年に開業予定の高架鉄道「レッドライン」の試験運転が、初めて公開された。この鉄道は、車両を「日立製作所」が設計・製造し、料金収受などの運行システムは「日本信号」が納入した。そして、建設費は、JICA(国際協力機構)の円借款が使われていて、日本の官民が大きく関わっている。開通すれば、タイ国内の二大空港であるドンムアンとスワンナプームが鉄道の乗り継ぎで結ばれるなど、利便性が大きく向上する。また、あわせて公開された「レッドライン」が発着する新しいターミナル駅も、2021年開業予定で、完成すればASEAN(東南アジア諸国連合)最大の駅となる。渋滞や大気汚染が深刻で、交通インフラの整備が、そうした問題の緩和につながると期待されている。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37970393