【ゆっくり怪談】狂信者の棲む廃寺

【ゆっくり怪談】狂信者の棲む廃寺

中学のときに、家の裏にあるS山を探検してたんだよ。五人くらいで。普通の道通るのもつまんないって、あえて道が無い斜面とか木々の間をどんどん進んでたんだ。そしたら少し開けたとこに出て、寺とすぐ横に小さな家があったのよ。そこの境内にずかずか入ると、すぐに異変に気がついた。神主とか巫女さんが着る白い服が、そこらへんの地面の上に無造作に脱ぎ散らかしてあったんだ。土にまみれてずいぶん古くなってる。寺のほうに行ったんだけど、誰も居ない。扉にもカギがかかってなくて、さい銭でもパクルかって探したんだけど何も無かった。でもさい銭箱の近くにまた服が落ちてたんだ。その服の上にでかい黒い芋虫みたいなのが這ってて、気持ち悪くなってそこを離れた。そしたら連れの一人が騒いでて、「早くこっちに来い!」って血相を変えながら叫んでるんだよ。そいつは寺の横にあった小さな家の近くで叫んでた。勝手にその家に入ってたらしく、玄関の扉が開いてた。「やばい!まじでやばい!」って騒ぐそいつに引かれて、俺たちはその家に入ったんだけど……★文字起こし: https://kowaiohanasi.net/kyosin-haiji

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38008778