un taitnic

un taitnic

祈りは鳥になり私の心から飛び去った邪気ばかりの風が吹いていて十字架の丘は物語を紡ぎ出していく古ぼけたトランクに慎ましやかな身の回りの物チケットをポケットにフェリーに乗り込んで プラムを齧りながら悲しみ方を少し忘れて旅立つ“復讐は冷まして食べる料理だ”と他の記憶はなくしても そのことだけは覚えているのなにもない なにもなくていい奇跡は星になり夜明けの空をサッと過ぎった魔女の黒い羽根が降る森を幼いバレリーナは赤い靴で踊り続ける黒羊達の草原に風車が風を送りこめば僕の運命も終わるポーラスターを眺めて夢を見ている悲しみ方を 思い出してしまう“内部は音を立ててガラガラと崩れている”そうだった何もかもはアンハッピーエンドだわなにもない なにもなくていい空の遠方(正えんぽう、、誤とうほう、、の鳥祈りは鳥になり 私の心から飛び去った

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38165556