密猟で親を亡くしたサイの孤児たち、リハビリ施設ですくすく成長 南ア

密猟で親を亡くしたサイの孤児たち、リハビリ施設ですくすく成長 南ア

生後わずか4か月で保護されたサイの子ども「ジェシー」は、肩から血を流し、心にも深い傷を負っていた。ジェシーは密猟者に母親を殺され、なたで追い払われて傷を負ったのではないかと保護した人々は考えている。幸いにも生き残ったジェシーは、親を失ったサイのリハビリを専門に手掛ける珍しい保護施設「サイの孤児院(Rhino Orphanage)」に来ることができた。この施設は南アフリカ北部リンポポ(Limpopo)州の森の中に隠れるようにある。周囲には数十の動物保護区があり、正確な場所は明かされていない。入り口は大きな金属製のゲートで守られている。創設者のアリー・ファン・デーフェンテル(Arrie Van Deventer)さんは「農場の労働者が密猟者に(この施設の)情報を提供すれば…年収を超える報酬を手にできるでしょう」と言う。そのためサイの孤児たちを守るには、セキュリティーと用心が鍵だ。施設の運営は個人的な寄付に頼っている。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38197471