脱獄【結月ゆかり】月魄works/dr.aggro【Yuzuki Yukari】

脱獄【結月ゆかり】月魄works/dr.aggro【Yuzuki Yukari】

月魄works、8曲目。管で繋がった私と普段の生活での私この街から出た事がない小さい頃から施設に通うのは当たり前の事だったそれが普通だって教えられたから。施設の診療台で眠っている時自分と似た髪の色、顔をした別人のことを夢に見る。それは、梅雨明けの傘持ちだったりベランダで黄昏る独身だったり男に弄ばれて病んでたり終戦の荒地にたたずんで居たりした。本日分の薬剤投与が済んだようで寝ぼけ眼でいる頃「完璧には程遠い。」「上に送るか、否か。」「処分か、コピーか。」医者達のそんな言葉を聞いた。意味はちゃんとわからなかったけれど私にとって良く無い会話だって感じた。《中略》冷たい施設のタイルを横たわった体で感じる逃げ出した先に何があったのか逃げ出さなければどうなっていたのかはもう、分からない。とくん、とくんと錆色のような液体が頭から流れるのが分かる。自らの血溜まりの上で薄れていく意識経験した事の無いような後悔ばかりが浮かぶ中最後に少女達の夢を見て願う。「どうか次は間違いの無いように」「疑う事を忘れないように」球体  sm37421894 vocal/結月ゆかり作詞作曲、映像、mix/月魄works(げっぱくワークス)Twitter https://twitter.com/geppakuworksillustrator /あまゆTwitter https://twitter.com/amaama_yu

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38198145