「ahamo」月額2700円に値下げの狙い 税込み表示になると...

「ahamo」月額2700円に値下げの狙い 税込み表示になると...

携帯料金の値下げ競争が過熱する中、ドコモが目玉プランの値下げで他社との差別化を図る。NTTドコモ・鳥塚滋人営業本部長「月額2,980円の料金を280円値下げし、2,700円に改定します」ドコモは、3月26日に始める新プラン「ahamo」について、値下げすることを発表した。ahamoは、データ量20GBで5分以内の通話し放題を含む当初のプランで、月額税別2,980円で提供するとしていた。この280円という値下げ。その背景にあるのが、総額表示の義務付け。4月から、商品やサービスの価格に消費税分を加えた総額表示が義務付けられる。この春に登場する大手3社の格安プランを税込み価格で見比べてみると、KDDIとソフトバンクは、通話し放題がついていないプランを、月額税込み2,728円で提供。値下げ前の価格では、ドコモだけ3,000円を超えてしまっている。そこで、ドコモは280円値下げをすることで、税込み2,970円となり、大手3社が2,000円台で勝負することになる。さらに、KDDIとソフトバンクに1回5分以内の通話し放題、税込み550円の追加オプションを付けた場合では、ドコモが最安値となる価格設定になっている。連日、プランの乗り換え相談が絶えないという街の携帯ショップは...。携帯の王子様 武蔵小杉駅前店・小財仁さん「3,000円以上か以下なのかは大きい。税込みになった時に、『なんだ3,000円超えてしまうのか』とがっかりした印象を持つ人ももちろんいるので」大手3社の同価格帯での勝負。料金だけではなく、各社独自の特典やオプションなど、自分に合ったキャリアの見極めが必要となるとみられる

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38355863