ニコン一眼レフ国内生産終了へ スマホ普及でカメラ市場縮小

ニコン一眼レフ国内生産終了へ スマホ普及でカメラ市場縮小

一眼レフの国内生産が終了へ。カメラも時代が変わろうとしている。長年、カメラファンを魅了し続けるニコンの一眼レフカメラだが、生産地にある変化が。ニコンは、70年以上続けていた一眼レフカメラ本体の国内生産を2021年度中に終了し、タイの工場に移管することを決めた。カメラ本体としては現在、宮城県で生産しているプロ向けの機種、D6が最後の日本製になる。デジタルカメラ市場は年々縮小傾向で、2012年に1兆4,000億円以上あった市場も、2020年は4,200億円余りにまで落ち込んだ。その要因とみられるのが、スマートフォンの普及。スマホのカメラ性能の向上につれて、カメラ離れが進んだ。カメラ本体の生産が、日本からタイへ移管されることについて、ニコンは、「生産地はどこであれ、高い品質を守れる」としている。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38545579