“赤いキウイ”20年かけ開発!その味は?

“赤いキウイ”20年かけ開発!その味は?

果物の「キウイ」の人気が高まっています。これまで以上に幅広い世代に受け入れてもらおうと、味や見た目も進化しています。都内にある人気の「フルーツサンド」の専門店。口当たりなめらかな食パンの中には、今が旬の果物がぎっしりつまっています。中でも、年間を通して人気の商品が、2種類のキウイフルーツを半分ずつ、贅沢にパンの中にはさんだ「Wキウイサンド」です。人気のワケは見た目だけでなく、従来の酸っぱいイメージをくつがえす、完熟したキウイの爽やかな甘みです。GINZA FRUIT BOON byUtsuwa 江黒菜々子さん「甘みと酸味の“バランス”がよいので、お子様でも、幅広い年齢層の方にお楽しみいただいている」幅広い世代に人気のキウイ。総務省の家計調査によりますと、1世帯あたりの支出額は、年々増加傾向で、2015年からの5年でおよそ600円増えているのです。この“キウイ人気”を後押ししているのが――今がまさに旬、年々味がよくなっているというニュージーランド産のキウイです。実は、去年のキウイの輸入量は、前年比6.5%増加し、過去最高を更新。そのうち、およそ9割をニュージーランド産がしめているのです。需要が急増している背景にあるのは“コロナ禍”で健康を気にする人が増加。“巣ごもり需要”で再注目されているのです。クイーンズ伊勢丹 石神井公園店 青果担当・横山雄太さん「一昔前だったら、バナナやリンゴがメインだったところが、朝食とかにはキウイフルーツ。食卓に盛り込まれるところが多くなっているように感じます」クイーンズ伊勢丹・石神井公園店の昨年度のキウイの売り上げは、前年度比3割ほど伸びているということです。そして、長引く巣ごもり生活を、明るくしてくれそうなキュートなキウイも新登場。外側は普通の見た目ですが、カットしてみると――中には、赤く色づいた果肉が!実はこれ、キウイの生産販売を行う「ゼスプリ」が20年以上の歳月をかけて開発した新品種なんです。ベリーのような上品な甘みが特徴だといいます。ゼスプリインターナショナルジャパン PRマネージャー・栗田麻衣子さん「今まであまり召し上がったことがない方にも、ためしてみていただいて、楽しんでいただければと」さらに、巣ごもりにピッタリ。キウイを使ったおすすめ料理のレシピも公開しています。品種も食べ方も、ますます広がるキウイフルーツ。“赤いキウイ”は今月下旬から期間限定で販売されるということです。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38618958