「NOと言わない」青果店 コロナ禍を生き抜くヒミツ

「NOと言わない」青果店 コロナ禍を生き抜くヒミツ

年商1億円を売り上げる下町の八百屋さん。人気の秘密は100種類以上ある品ぞろえでした。東京・足立区の北千住駅近くに、コロナ禍を生き抜く老舗が。創業して100年になる「横田青果店」です。3代目店主の横田清重さん(72)。年商を聞いて驚きました。年間1億円を売り上げる老舗の八百屋さん。人気の秘密は品ぞろえ。その数百種類以上。お客さんの願いを聞く、気さくな接客も評判です。さらに、こんな工夫も…。下ごしらえが面倒だというお客さんの声を聞いて「ゆでたタケノコ」も出すようになったといいます。この八百屋さんには意外なヒット商品も。先代から続く「自家製のぬか漬け」です。父親から18歳でお店を継いだ横田さん。半世紀以上、のれんを守り続けてきたモットーは。横田青果店・横田清重さん:「丁寧にイヤだと言わないようにしている」妻・よし子さん(72):「利益とかは考えていないと思う。楽しく商売ができればいい」コロナ禍で、かつてない厳しい状況だからこそ、より丁寧な仕事を心掛けているといいます。実は年間1億円の売り上げを支えているのは、飲食店への野菜の納品です。ノーと言わない柔軟な姿勢で多くの取引先から信頼を置かれています。100年続く八百屋さん。横田さんが最も大切にしているのは、“次世代につながる商売”です。横田青果店・横田清重さん:「おいしいものを安く売れば、子どもが食べて(また)来てくれる。誠心誠意やらせてもらっているだけ」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38626254