NTTと富士通 次世代の通信網構築で提携 光技術を活用 6G

NTTと富士通 次世代の通信網構築で提携 光技術を活用 6G

2021年4月26日 16時31分 IT・ネットNTTと富士通が、次世代の通信網の構築に向けて提携することになりました。光技術を活用した半導体の開発などを共同で進めることにしています。NTTと富士通は、26日、オンラインで会見し、光技術を活用した次世代の通信ネットワーク「IOWN(あいおん)」の構築に向けて提携することを明らかにしました。それによりますと、ことし6月にNTTが子会社を通じて半導体設計などを手がける富士通の子会社の株式の66.6%を取得します。そのうえで、基地局向けに光技術を活用した半導体を設計するということです。また、富士通が強みをもつスーパーコンピューターの技術を生かし、データサーバー向けに光通信で機器をつなぐ技術の開発を共同で進めるということです。6Gをはじめとする次世代の通信をめぐっては世界で開発競争が激しくなっていて、NTTは富士通と提携することで技術開発を早期に実現するねらいがあります。NTTの澤田純社長は「両社の強みを生かして共同研究を進め、低エネルギーで高効率なデジタル社会を実現する」と述べました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38641570