雛菜との人生は こんなありふれた音楽に似ている

雛菜との人生は こんなありふれた音楽に似ている

初めて会った時は、ちょっと変わった子だな、っていう認識だった。いつも笑顔で、いつも幸せそう。本人の言う通り、見ている人も幸せに出来る、そんなアイドルに向いている気がしたんだ。一番最初のファンが言うんだ、間違いないさ。雛菜の事を誰よりも見ていたい。一介のファンがそう思うようになったのは、いつ頃からだろうな。もしかしたら、出会った時からだったのかもしれないな。これまで何度、行き違いがあって、考えが上手く伝わらなくて、一緒にいるのが辛くなった事があっただろう。でもその度にお互いの気持ちを伝えて、それでお互いの事が分かって、その分もっと信頼が強くなっていった気がするんだ。2人でここまで来れたのは、俺達の経験が"楽しい事"だけじゃなかったから、そう思わないか。だからさ、俺は雛菜に感謝してるんだ。あの日俺に言ってくれたよな。「プロデューサーの事も、雛菜が幸せにしてあげる」って。雛菜が隣にいてくれたから、俺はずっと、どんな時でも幸せだったよ。雛菜は俺の隣にいて、ちゃんと幸せだったか?…なんて、頭では思ってはいるんだけどな。こんな煩わしい機械を口につけられちゃ…何も伝えられないんだ。雛菜。あの頃から変わらない、可愛い笑顔だ。『その時が来ても、お互いに涙は見せない。笑顔で別れる』って約束したもんな。でもさ、頑張って堪えてるのが見え見えだ。…雛菜も、俺も。最後の最後で無理させちゃったな。ごめんな。…そろそろ、かな。雛菜。先、行ってくるよ。向こうに着いたらチェインでもするよ。…急がなくていいからな。それから…。…これだけは、ちゃんと言葉で伝えたかったな。雛菜、今までありがとう。それじゃ。続きはpixivで。はい、以上です。約半年間頑張りました。エアプで調子に乗ってた所を雛菜に泣かされたり、少しだけPCに詳しくなったり、しあわせ〜な経験が沢山できました。静止画madばかりでしたが、ここまでお世話になりました。初代達人の投稿シーズン1、終了です。いつかシーズン2として帰ってきます。その時は初代達人の事、ぎゅ〜ってしてくれる〜?雛菜が使う耳掻きになりたい。ていう訳で! 次の動画でお会いしましょーう! んまたのーぃや!

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38664864