頼みの綱は…美味しいパン!

頼みの綱は…美味しいパン!

ブームが続くパン。これを武器に“新たな経済圏”を作ろうとする人たちがいる。地下鉄や携帯会社といったパンとは無縁の異業種も、自社店舗の目玉としてパンを売ろうとしている。 ◆携帯会社もパン販売に参入? 地方のパンで“新経済圏”が生まれる 一方、パンブームで競争が激化し窮地に追い込まれているのが、地方のベーカリー。岡山市のオフィス街にある「sunny」は、山下哲史さん(39歳)が家族で経営している小さな店だ。オリジナルの惣菜パンが近隣の会社員らに人気だったが、在宅勤務をする人が増えたことでランチ需要が激減してしまった。そこで頼ったのが「パンフォーユー」というベンチャー企業が始めたサービス。地方で作られたパンを都市部で売るというビジネスモデルだ。開発したのは矢野健太さん(32歳)。大手広告代理店で働いていたが、「新しいパン経済圏を作る」という目標を掲げ起業した。始めてみると、パンを集客の目玉にしたい大手デパートからの依頼が殺到。コロナでテナントが撤退している大阪メトロや、auの携帯ショップからもパンを売りたいとのオファーが舞い込んだ。コロナで苦しむパン屋と小売店の双方をつなぐことができるのか…。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38694077