【ミックスボイスは存在しない!?】「地声」と「裏声」との関係とは?

【ミックスボイスは存在しない!?】「地声」と「裏声」との関係とは?

【ミックスボイスは存在しない?】色々と調べを進めてみると「プロ」や「専門家」の間では「ミックスボイス」は明確には存在しないとも言われているようです。なぜでしょうか?一説には・・・「プロ=地声と裏声に隔たりを感じないから」※自然と無意識と声区融合が出来てしまっているから。「ミックスボイス」と言う言葉は、日本の、そして一部の中でしか使われていないもの。世界的には、まだ明確に定義ができていない言葉のようです。【質問形式】~ミックスボイスと地声と裏声の関係~とは言え。確かに「高い声を太く」発声する、あの声は存在します。それはどう説明すれば良いでしょうか??今回は「地声」と「裏声」の関係を考えた上で、ミックスボイスなる「高い声を太く」の位置を考えてみましょう。「ミックスボイスはどこに存在する?」(仮説1)地声の中に「ミックスボイス」がある。(仮説2)地声と裏声の間に存在する。(仮説3)地声とも裏声ともまったく違う所に存在する。(仮説4)裏声の中に「ミックスボイス」が存在する。→この中で言うト「仮説4」がミックスボイスを一番言い当てているように感じます。【裏声とミックスボイスの関係性】裏声を発声するには「声帯のテンション」と言われる、声帯を引き伸ばす動きがあります。※声帯を引き伸ばすには「輪状甲状筋」と言う筋力が働きます。これは「高い声を太く=ミックスボイス」にも同様の動きが見られます。【裏声とミックスボイスの相違点】一方で「ただの裏声」では、ミックスボイスの言う「太さ」がありません。そこで大きな違いとなるのが「声帯の閉鎖」です。これは普段「地声」を発声している時は自然と出来ているのですが、裏声になると声帯は開いてしまいます。(薄く弱い声に)この声帯を裏声でも「締める(閉じる)」事が出来れば、高い声に「太さ」を加える事ができます。「声帯の閉鎖を行なう練習法」・エッジボイス・「は~」→「ほ~」・最低音を発声してみるなど【正式な発声としては「地声」「裏声」のみ。】これを前提とすると、ミックスボイスと言うのは「地声」と「裏声」が重なる部分とも言えそうです。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38715613