維新の先駆者月性(げっしょう)の寺〜「浄土真宗 妙円寺」 と私塾「清狂草堂」 新編集版 

維新の先駆者月性(げっしょう)の寺〜「浄土真宗 妙円寺」 と私塾「清狂草堂」 新編集版 

寺院の山門の修が復完了したので編集しなおしたもの。サムネ=月性像と妙円寺の在る遠崎の海幕末の国防(海防)の必要を説き、啓蒙行脚した 浄土真宗僧 月性 号=清狂 は優れた詩人で、 浄土真宗の僧侶であり教育者、革命家の顔をもつ傑僧である。(狂=固定化された常識にとらわれない的な意)吉田松陰の先駆して、藩内外に国の危機を訴え啓蒙活動した月性は今の柳井市(旧玖珂郡大畠町)にある遠崎地区 真宗本願寺派 妙円寺に生誕した。九州、広島大阪などへ 遊学 漢詩、仏教など様々に学び海外勢力の侵略の危機に早くに気づき活動した先駆者。嘉永元年(32歳の時)〜安政元年までの七年間 境内庫裏の一角の草堂に時習館(清狂草堂)という私塾を開きさまざまな志士を育てた。漢詩に優れて、詠んだ漢詩は千編を越ええると言われます。主著は 仏法護国論、清狂吟稿集などがある。当時は勤皇だったようですね本願寺。農兵隊 構想=士農工商の別なく志あるものによる兵制を説いたのも月性の著作が最初であり、これが後年の、高杉晋作の奇兵隊構想へつながっている。西の松下村塾、東の清狂草堂と称えられた。門下 奇兵隊総督の赤禰武人、奥州鎮撫参謀の世良修蔵、真武隊・第二奇兵隊の芥川義天など、浄土真宗で影響を受けたものでは大洲鉄然、赤松連城、島地黙雷・・・などなど激動の幕末を駆け抜けた勤王真宗僧。現在の草堂=明治後、生き残った弟子たちが師の三十三回忌に月性和尚を記念のため再建したもの。注)月性(げっしょう)=長州藩の浄土真宗妙円寺の詩人であり勤皇僧、海防僧とも言われ海上防衛の必要を盛んに説いた先駆者。ちなみに よく月照と混同されやすいが月照=京都清水寺の勤皇僧で西郷と海上で入水した僧侶。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38735846