バッハ:パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582(ペダルピアノ演奏)

バッハ:パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582(ペダルピアノ演奏)

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=DF864Fev0ws )。通常のピアノにオルガンと同様のペダル鍵盤を取り付けたペダルピアノは、同様のペダルを持つペダル・ハープシコード(ペダル・チェンバロ)の後継楽器として18~19世紀において一般的で、モーツァルトやシューマンなどに好まれましたが、20世紀以降は長らく忘れられていました。21世紀に入り、イタリアのピアノ奏者ロベルト・プロッセダはペダルピアノに並々ならぬ興味を示します。彼は2011年にペダルピアノによる演奏会を開いただけでなく、翌2012年にはイタリアのオルガン製作者クラウディオ・ピンチと共同で新しいペダル「ピンチペダルピアノシステム」を開発しました。このピアノには37のペダル鍵盤が付いており、これと通常のピアノに付いている3つのペダルを併用することで、足元だけで5オクターブ、低音寄りの61の鍵盤を弾くことができるという特徴を持っています。プロッセダは2台のスタインウェイを合体させたピアノにピンチペダルピアノシステムを取り付け、1台のピアノの低音部をペダル鍵盤で演奏可能にしており、いわば両手と両足で連弾(4手ピアノ)演奏がこなせるこのピアノで演奏会を積極的に開いています。この動画は、プロッセダがペダルピアノによって演奏したバッハのパッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582です。ロベルト・プロッセダ(ペダルピアノ)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38827754