ダグ(NC)のディズニーセンバー ロビン・フッド

ダグ(NC)のディズニーセンバー ロビン・フッド

ロビン・フッド(1973年公開)ハイ皆さんこんばんわ。ロビンフッドといえば、劇場をいろどりました伝説の銀幕俳優、エロール・フリン、その魅力と活力を見せつける、見事な作り、見事な楽しさの映画、1938年公開の『ロビンフッドの冒険』が非常に有名ですね。今回のロビンフッドは、新たな形の古典ですね。しゃべる動物、これは昔からディズニーの常套手段ですが、単なる仕掛けじゃないですね。監督のライザーマンと、脚本のクレモンズ、おもにこのふたりが売りこんだ動物たち、難なく世界に溶けこんでます。義賊のロビンはずるがしこいキツネ。リトル・ジョンはジャングルブックみたいなクマ。保安官は悪いオオカミ、国王と王子はライオン。中心のキャラクターたちはシャーウッドの森で、うまくやっています。でもこれが不服な人もいましたね。ケン・アンダーソン、白雪姫の頃からの大ベテラン美術監督で、今回動物たちのキャラクターデザインをしましたけども、ライザーマンとクレモンズの決定に、もう反対、反対。もっと仲間たちを描きたかったのに、明日に向かって撃てみたいな二人組がいい言う監督の意向で、仲間はリトルジョンだけ。他にもいろいろ決められて、自分の当初のビジョンと違う、不快感を示してました。しかしなんで子供たちはこの映画に夢中になったでしょうか。かわいい動物だけじゃない、とても軽快で素敵な冒険がちゃんとありました、だから自然に受け入れられたんですね。このロビンフッド、楽しいことはもりだくさんですが、他のディズニーのいわゆる"名作"に比べて、ワーッと想像力をかきたてられたり、終わった後に長く長く心に残ったりすることはないですね。壮大なスケールのアドベンチャーでもないですし、ロビンフッドの伝説を、たくみにアレンジしたものでもありません。すべての世代、老若男女楽しませようとする野心よりも、子供をターゲットにしたい、子供を引き寄せよう、そんな意図が見えますねぇ。この映画の原動力は、ノスタルジー、思い入れですね。でも、今でもたくさんたくさん熱心なフアンがいらっしゃって、特にそういった方々にとっては特別な作品ですね。といったわけで、ベストではなくても、忘れられてはいけない、そういう映画です。一度はご覧なさい。また会いましょうね。元動画  https://youtu.be/3jMHxVOMzzA 前  sm37969209  次  sm38895920

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38844400