環境に配慮の不動産 “お墨付き”国際認証 取得の動き広がる

環境に配慮の不動産 “お墨付き”国際認証 取得の動き広がる

2021年6月13日 11時19分 環境環境に優しいオフィスを選ぶ企業が増えていることを受けて、オフィスビルを含む大規模開発では、環境に配慮した不動産という“お墨付き”となる国際認証を取得する動きが広がっています。東京 港区の虎ノ門・麻布台地区では、再来年の開業を目指し、東京ドームの1.7倍に当たる8ヘクタール余りに、オフィスや住宅が入った高層ビルなどを建設する再開発事業が進められています。この再開発事業では、世界で最も普及している不動産の環境認証制度の一つ「LEED」の最高ランクの予備認証を取得しました。エリア内の電力を再生可能エネルギーで賄うほか、大規模な広場を設置したり、ビルの屋上を緑化したりして、生態系の保護にも配慮していることなどが評価されたということです。この事業を手がける不動産大手、森ビルの武田正浩課長は「政府が2050年のカーボンニュートラルを宣言したこともあり、企業からも問い合わせが来ている。環境への取り組みを加速したい」と話しています。都内の再開発事業では、「虎ノ門ヒルズエリア」も同じ環境認証制度の最高ランクの予備認証を、東京大会の選手村の跡地に整備される「HARUMI FLAG」も2番目のランクの予備認証を取得するなど、環境に配慮した不動産の“お墨付き”となる国際認証を取得する動きが広がっています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38880671