Re:3分でわかる最後の有人戦闘機 #1 【F-104スターファイター】
- 2021/06/14 22:40:02 投稿
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このコーナーでは今まで解説したものや資料が少なく長く解説できないものなどを忙しい方向けに3分前後で解説する予定です。朝鮮戦争の戦訓からパイロットが高い上昇力を欲していたことがわかった。完成した機体は細長く、様々な機器が余すことなく詰め込まれている。抗力が非常に小さく、高い加速力と上昇力、最高速度超音速を得ることができた。これには胴体両脇の空気取り入れ口にあるショックコーンも大きな役割を果たしている。兵装はM61A1バルカンとAIM-9サイドワインダーか増槽を二者択一で装備する。C型以降はハードポイントが追加され、爆弾を装備できるようになり戦闘爆撃機として運用された。ベトナム戦争では目立った活躍はなく、部隊は一年ほどで引き上げた。最終的には短い航続距離や武装の少なさが問題視された。開発コンセプトと運用があっていなかったということが原因として考えられる。たが迎撃性能を重視した国では高く評価され、15か国で主力戦闘機として採用、計2500機以上が生産されたベストセラー戦闘機になった。