学校跡から215人の子供の遺骨 3歳の幼児も…カナダ先住民寄宿学校の凄惨な実態

学校跡から215人の子供の遺骨 3歳の幼児も…カナダ先住民寄宿学校の凄惨な実態

カナダ西部のブリティッシュコロンビア州で5月末、100年以上前の先住民同化政策の一環として建てられた寄宿学校の跡地から、当時の生徒とみられる215人の子供の遺骨が発見された。 中には3歳児も含まれていた。 19世紀に始まったカナダの黒歴史とも言える先住民同化政策。 先住民の子供たちは強制的に親から引き離され、各地に作られた「寄宿学校」で西洋式の教育を施された。 またキリスト教への改宗を強制され、自分たちの言葉を話すことが許されなかった。 先住民の「文化」が奪われたのだ。 また彼らは「文化」を奪われると同時に、寄宿学校で凄惨な生活を強いられた。 運営する大人たちによる暴力や性的暴行などの虐待が横行していたのだ。 まさに「文化的ジェノサイド(虐殺)」だ。 こうした過酷な環境の中で、これまで4,100人もの先住民の子供が亡くなっていることが明らかになっているが、カナダ各地の先住民寄宿学校の跡地にはまだ1,000人以上の見つかっていない遺骨があるとも指摘されている。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38903567