加茂水族館で飼育 人気のクラゲが“新種”と判明 山形 鶴岡 _

加茂水族館で飼育 人気のクラゲが“新種”と判明 山形 鶴岡 _

2021年6月24日 21時41分山形県鶴岡市にある加茂水族館で飼育されてきた人気のクラゲが、カナダの博物館などとの共同研究の結果、新種であることがわかりました。新種とわかったのは「ギヤマンクラゲ」というクラゲです。成長すると丸い傘の部分は直径8センチほどになり、50本以上ある触手とガラスのような透明な美しさが特徴です。鶴岡市の加茂水族館では、平成元年から展示されていますが、カナダの博物館やアメリカの大学などと、去年3月から遺伝子を解析する研究を共同で進めた結果、新種のクラゲだと分かったということです。加茂水族館では新種とわかったことを説明するプレートを掲示しながら「ギヤマンクラゲ」の子ども4匹を常設の水槽で展示していて、訪れた人たちは触手を伸ばして泳ぐ姿を観賞していました。栃木県から家族と一緒に観光に訪れた60代の女性は「どこにいるか分からないくらい透明感があってびっくりしました。神秘的できれいです」と話していました。クラゲの飼育を担当する池田周平さんは「まさか新種だとは思わなくて驚きました。今回のクラゲのように、もしかしたら今見ているものが新種かもしれないと思いながら、他のクラゲも見て楽しんでほしいです」と話していました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38934810