米軍元パイロットが今だから明かす「UFO遭遇の瞬間」

米軍元パイロットが今だから明かす「UFO遭遇の瞬間」

 米政府のUFOに関する報告書の公開期限が、今月末に迫っている。米海軍の元パイロット、アレックス・ディートリックさんは2004年、訓練中にUFOと遭遇した。「チクタクビデオ」と呼ばれる当時の映像は、この報告書とともに機密指定を解除され公開される見通しだ。ディートリックさんに当時の状況を聞いた。 「私はUFO信奉者ではない」と語るアレックス・ディートリックさんは、米海軍戦闘機の元パイロット。2004年、訓練中にUFOと遭遇した。 その際の映像は「チクタクビデオ」という名で知られている。この映像を含め、米政府はまもなくUFOに関する報告書を公開するが、ディートリックさん自身はほとんど関心がないという。  「この先、UFOの人だとかチクタクの人だと呼ばれるのはごめんだわ。そんなこと望んでいない」 だがUFO信奉者にとって、政府の報告書やディートリックさんの目撃情報は、様々な憶測と疑念の対象だ。ディートリックさんが、自ら目撃したものについて社会に伝える義務があると感じる理由の一端は、そこにある。   「何かが海水をかき混ぜているように見えた。その時、現在チクタクと呼ばれる物体を視認できた。白くて楕円形の物体が非常に高速で動いていた。その時、それに回り込もうと上官が機体を操縦したところ、その物体はわれわれが認識できない動きをした。 私たちは驚いた。なぜならその物体は動翼や、推進力を生むための装置を持っていないように見えたからだ」 現在3児の母であるディートリックさんは当時、米空母ニミッツに乗艦していた。2004年11月、ディートリックさんと当時の上官が南カリフォルニア沖で目撃したものを収録した映像は、いわゆる「GOFAST」など他の2つの映像とともに機密指定が解除され、公開される見通しだ。  「(GOFASTを)最初見た時、『私たちが見たものと同じだ』と思った」  ディートリックさんは、今月末までに公開される報告書について特に意見はないというが、報告書公開に大きな期待を寄せているUFO信奉者は中身にがっかりするかもしれないと話す。 「公開を待ちわびている人々は、満足できないのではという気がする。わからないけれど、私は中身を見ていないから。私は関与していないし、内部情報は一切持っていない。 (UFO信奉者は)実際に答えを見つけることよりも、ワクワク期待している方が楽しいのかもしれないね」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm38936250