【ウマ娘】第4レースで芦毛は食い、ウララは皇帝に、コンドルは跳んでいく【チームレース】

【ウマ娘】第4レースで芦毛は食い、ウララは皇帝に、コンドルは跳んでいく【チームレース】

ここまで無敗の第4レース。函館レース場、ダート1700mのレース。無敗のバトンを渡せるか。第3レースを僅差で勝利したマックイーンが、画面の中から手を振っている。マスクにジワリと汗が滲む。「わーい!レースだよ!レース!!あ!みんなー応援ありがとー!!」ハルウララが無邪気に歓声をあげて、観客に手を振っている。図太いというか、無神経というか、記録がかかったこの状態でのハルウララは、心強くも感じられたし、同時に神経が苛立つような気もした。「流石、レース慣れしている」やきとり弁当を頬張りながら、オグリキャップが並んでくる。もうレースが始まるというのに、まだ食べてるデース!?このウマ娘には、調整というものが存在しないのかもしれない。もっとも、他のウマ娘だったら間違いなく翌日かかりっぱなしになりそうな程、好物の激辛ソースをかけて食事しているのだが、本人は全く気付いてはいない。「それで?どんな作戦でいくデース?」「うむ、先行して好位置をキープ、最終コーナーで追い抜いて押し切ればいいだろう」見たところ逃げで来るのは精々2人といったところ。第四コーナーで抜くのは簡単だろう。ふと向こうのチームと目が合う。(負けないデスよ)奇しくも同じ編成……これは自分との闘いか。「わー!自分と走るなんて初めて!」ハルウララが目を輝かせている。「えっとぉ、こういう時、ミラーマッチって言うんだよね!」「なかなか、ミラーれないレースになりそう!」「これで自分をかがみ、かえり見て、トレーニングをしトレーってね!」流石は函館。やや肌寒い風が吹く。しかしこの寒さ、いや背筋が凍りつくようなプレッシャーを、この後、レース中にエルコンドルパサーは感じるのだった。それが「本物」のプレッシャーになるのは、もう少し先のお話。第1レース: sm38651925 第2レース: sm38618135 第3レース: sm38690731 ウマ娘: https://www.nicovideo.jp/series/210400 ※前作等はシリーズからご確認ください。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm39044099