Tarzanターザン ボリュメトリクス/内視鏡の第一人者 田淵正文医師 食事量は腸が決める 胃の大きい人が大食い?小腸の処理能力 上部消化管内視鏡検査 調整ペーシング 中目黒消化器クリニック院長

Tarzanターザン ボリュメトリクス/内視鏡の第一人者  田淵正文医師 食事量は腸が決める 胃の大きい人が大食い?小腸の処理能力 上部消化管内視鏡検査  調整ペーシング 中目黒消化器クリニック院長

Tarzan(ターザン) 2017年 11月9日号[しっかり食べても、太らない! “ボリュメトリクスボリュメトリクスは食品の「カロリー密度(CD:Calorie Density)」を意識した、アメリカ発のダイエット方法です。カロリー密度とは、「食品1g当たりにどれだけのカロリー(kcal)が含まれているか」を指します。空腹感は遥か昔から注目の的胃の大きさは人それぞれ胃の大きい人が大食い?ある管理栄養士が主唱し全国に広がった食事指導に手ばかりというのがある。胃の容積は手の大きさと相関するので、食事ごとに片手のひらに乗る程度のタンパク源を。野菜・キノコ・主食はそれぞれ両手のひら満たすボリュームを目安に摂ろうというもの。これに従うと、手の大きな人は胃も大きく、たくさん食べても構わないことになり、手の小さい人は胃も小さくちょっとしか食べられなくなってしまい、なんだか気の毒な気がするが・・・「その主張は正しいのではないでしょうか❔臓器の大きさはだいたい、体格に比例します。ただし胃は個人差の大きい臓器でもともと胃の大きい人はいます」と語るのは田淵正文医師(中目黒消化器クリニック院長)。上部消化管内視鏡検査だけでも、これまで少なくとも3万回(現在では17万回)。内視鏡で胃を見続けた第一人者の言葉だ。だが次の項目で説明するように食べ物を受け止めるのは、最終的には小腸。胃の容積が大きければつられて食事量が増えるというのは根拠が乏しい。食事量の上限は腸が決める。腸への交通整理が胃の仕事。食べたものが食道から送り込まれるや、胃壁からはタンパク質分解酵素、ペプシンが分泌され消化が始まる。ただし胃壁から栄養の吸収は行わずあくまで分解するだけだ。「胃は食べ物をいったん溜め込み、消化吸収しやすい状態にして、小腸に過度の負担をかけないよう、小出しに送り込むための調整(ペーシング)が役割なんです」と田淵正文医師は指摘する。とはいえ、これが大変な作業なようで、食べ物はそう簡単にはこなれてくれない。脂っぽかったり、頑丈な食材がくると胃は結構、てこずってしまうのだ。小腸に処理能力が上限に達する量の食べ物が流れ込んだら、お腹いっぱい。食事は完全に終了だから、理屈では小腸が食事量を決める。だがそれ以前に一時預かり所の胃が悲鳴をあげるはず。 https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R18KBZ02B26VX7/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B076BJF6ZL

http://www.nicovideo.jp/watch/sm39245605