SBI HD 新生銀行へのTOB 条件付きで11月24日まで延長の方針

SBI HD 新生銀行へのTOB 条件付きで11月24日まで延長の方針

2021年9月24日 13時00分新生銀行に対してTOB=株式公開買い付けを行っているネット金融大手のSBIホールディングスは新生銀行側から求められていたTOBの期間延長について、4つの項目を守ることを条件に11月24日まで延長する方針を発表しました。SBIホールディングスは、新生銀行に対して最大48%まで株式を買い増すことを目指し、今月10日から来月25日までの期間でTOBを行っています。これに対して、新生銀行はSBIの議決権比率を低下させる買収防衛策の導入を決めたうえで、TOBの期間を12月8日まで延長するようSBIに求めていました。これを受けて、SBIは24日、条件付きで期間延長に応じる方針を発表しました。具体的には、SBIが求める4つの項目を新生銀行側が守ると公表すれば、TOBの期間を11月24日まで延長するとしています。4つの項目として、新生銀行の取締役会がTOBへの賛否について検討する期間をいたずらに延ばさないこと、買収防衛策の発動の是非を問う株主総会を開催するにしても可能な限り最短のタイミングで開催すること、などを求めています。そのうえで、これらの項目を守るかどうか新生銀行に対し今月28日までに公表するよう求めています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm39382020