雨【第3回 キネティックノベル大賞 音楽部門 応募楽曲】【初音ミク】

雨【第3回 キネティックノベル大賞 音楽部門 応募楽曲】【初音ミク】

課題のイラストと設定から、八木重吉の詩「雨」を思い出して、原詩を引用しつつ、チルアウトっぽさのある落ち着きつつもかっこいいサウンドの楽曲を目指しました。Title:雨Music:m.TaniguchiLyrics:八木重吉、m.Taniguchi********************「雨の音がきこえる 雨がふっていたのだ」そう口ずさむ君の声が静かに届く時が止まったようなバス停で 水の音だけが聞こえた君の言葉が宙に舞って穏やかな日々だけが続けばいい沈める祈り 淡く「雨があがるようにしずかに死んでゆこう」道に咲く花を潤して少しばかり誰かの役に立って少しも驕らずに消えてゆくんだ「雨があがるようにしずかに死んでゆこう」アスファルト黒く濡らして誰に気づかれるわけでもないただそこに在った そこに在ったんだ「あのおとのようにそっと 世のためにはたらいていよう」”あのおとのようにそっと” 誰かのために泣いてやるさ時が止まったようなバス停で鼓動だけが続いていく他に何を求めるのだろう君の瞳に空を映してあめよ さあ そらに おちて「雨があがるようにしずかに死んでゆこう」誰に知られることはなくても少しばかりの勇気と優しさでこの世界は変わる そう言ってくれ雨があがるようにしずかに生きていたい君の好きなあの詩のようにここに確かに在ったんだ確かに在った そう気づかれるように

http://www.nicovideo.jp/watch/sm39410205