コロナ禍で増えた“捨てる家具”行政が引き取り販売

コロナ禍で増えた“捨てる家具”行政が引き取り販売

■“捨てる家具”行政が引き取り東京・港区にある「家具のリサイクル展」。ところ狭しと豪華な家具がならび、常時50点ほどが展示されています。どれもこれも、リサイクルならではの数千円台の価格設定。なかには、売約済みの貼り紙も。港区の担当者によると、コロナ禍の今、不要になった家具を引き取ってほしいという申し込みが増えているといいます。みなとリサイクル清掃事務所・武田優美さん:「(コロナ禍で)おうちにいる時間が長くなって、部屋の片付けをされて、家具を引き取ってほしいというご要望が多くなっていますね」港区では、粗大ごみの削減と資源の有効活用を図るため、このように不要品を回収し、販売する試みを行っています。■区の“持ち込みスポット”が盛況同様の試みは、他の区でも…。東京・世田谷区で6日から始まった取り組み、『世田谷区不要品持ち込みスポット』です。実はこちら、世田谷区だけでなく、地域情報サイトのジモティーが共同運営しています。持ち込まれた不要品は、手頃な値段で販売され、なかには無料のものも。子ども用品、家電製品、ゴルフのクラブセットなど、続々と運び込まれる、まだ使える不要品。持ち込んだ人に話を聞くと…。不要品を持ち込んだ世田谷区民:「(Q.何を持ち込んだか)チャイルドシートと三輪車を持ってきました。ただただ、捨てるよりは、(必要とする人に)楽しく遊んで頂いたり、使って頂けたらいいなと思ったんですけれども」除湿乾燥機を持ち込んだ、こちらの人は…。不要品を持ち込んだ世田谷区民:「(故障なく)使えるんですけど、全然使わないし、他のものがあるので」担当者:「分かりました。じゃあ、状態の確認をさせて下さいね」ただちにその場で、担当者が状態を確認します。不要品を持ち込んだ世田谷区民:「粗大ごみにするのも有料ですし、こういうまた、使えるものなので。いいかなと。地球のためにも、優しいかなと思いまして」担当者:「OKです。お引き取りできます。お引き取りさせて頂きますね。ありがとうございます」受け取った不要品の写真を撮ると、サイトにアップされます。希望者はそれを見て欲しい物があれば、このスポットで受け取れるのです。連日、リユース品を求めて、多くの人たちが訪れています。こちらの男性も、何やら気になったリユース品があったようで…。リユース品を見に来た男性:「今、こういうものをね。あの、ちょっと見つけたんですけど。これ」「(Q.これ、なんですか)手軽で。これ、なんか、ヒーターだと思うんですよ。これから、また、あの、寒くなれば、どこでも、こう…。そして、これ、0円だから。うん。火いらないから、電気だから…」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm39483906