新ビジネスが続々!知られざる家具会社「関家具」の秘策

新ビジネスが続々!知られざる家具会社「関家具」の秘策

ニトリやIKEAなど低価格帯で勝負する企業が勢力を伸ばす家具・インテリア業界にありながら、創業から50年以上「赤字なし」という驚きの業績で成長を続けてきたトップ企業がある。福岡県大川市に本社を置く、日本一の家具卸会社『関家具』だ。かつて婚礼家具で栄え、国内家具の5大産地の1つと呼ばれた大川市だが、近年は、生活様式の変化による輸入家具の台頭で、産地全体が苦境に陥っている。そんな苦境の家具業界に身を置きながらも常に成長を続けてきた関家具。その裏には、社員のやる気を引き出して、新ビジネスを次々と生み出す独自戦略があった。大躍進を続ける秘密に迫る! ◆“社員のやりたい”を実現させて大躍進!知られざる日本一の家具卸会社 「新型コロナの影響で海外旅行に行きたいけど…行けない。」そう感じる女性の間で、いま人気となっているカフェがある。それが…ハワイの気分を満喫できる『コナズ珈琲』だ。客を引きつける秘密は、見た目も衝撃的なパンケーキとハワイの古民家をイメージさせるビンテージ家具だという。実は、この家具を手掛けるのが、福岡に本社を置く『関家具』だ。あまり聞きなれない会社だが、関家具は地元・福岡では人気の家具店として知られていて「重厚感のある家具がお手頃で買える!」とリピーターも多い。しかし、この販売店の運営が関家具のメインビジネスではない。関家具は『島忠』や『大塚家具』など全国3600店舗以上の小売店に家具を卸し、7年連続で売上高日本一になった会社なのだ。そんな『関家具』を率いるのが、79歳の関文彦社長。黒いシャツに赤ネクタイがトレードマークで、モットーは『楽しくなければ仕事じゃない。やりたいことがあれば社員に任す』だ。しかも、社員に任せたビジネスが失敗に終わったとしても、社員は一切“おとがめ無し”。責任は社長自らが取るという。そんなやり方で、社員発案のオリジナル事業を次々と立ちあげ、ビジネスを拡大させてきた関家具。常識破りな戦略の舞台裏を徹底取材した!

http://www.nicovideo.jp/watch/sm39569568