【AviUtl】ディスプレイスメントマップを使った光学迷彩っぽい加工の解説

【AviUtl】ディスプレイスメントマップを使った光学迷彩っぽい加工の解説

次回:moco'sキッチンっぽい立ち絵の焼き印風加工立ち絵などを光学迷彩風に加工する方法の解説です。使っているソフトはAviUtlで、主にディスプレイスメントマップの機能を活用しています。具体的なやり方は、ディスプレイスメントマップのシーン呼び出しを使って、別のシーンに置いた立ち絵を呼び出し、その形に画面を歪めるという方法です。以下動画の補足解説です。・立ち絵にフェードやアニメーションをつけるメインシーンのディスプレイスメントマップを乗せたオブジェクトにアニメーション効果などをつけるのではなく、アニメーションをつけた立ち絵を呼び出し用のシーンに突っ込んでください。・フレームバッファをクリアにチェックを“いれない”チェックを入れると、ディスプレイスメントマップで歪めたときに画面外の真っ黒な部分を引っ張ってきてしまいます。チェックを入れることにより、この黒い部分に元の画面を表示できるので、ごまかせます。ごまかしているだけです。正確な歪みとは異なったものになります。ただ、っぽさは出せるし手軽なので、おすすめです。・呼び出し用のシーンのアルファチャンネルを“あり”これにチェックを入れないと、背景の真っ黒な部分も歪める時の素材として認識されてしまいます。チェックを入れておけば、この部分は透過素材になるので立ち絵の形だけで歪めることができます。・PSDtoolkitの口パクとか口パク設定してある立ち絵を呼び出しようのシーンに置くと、メインシーンの口パク準備オブジェクトに対応してディスプレイスメントマップが口パクしてくれます。多目的スライダーも機能します。正直理屈はわからんのですが、便利だから活用しています。・虫メガネっぽい加工フレームバッファにディスプレイスメントマップを追加。マップの種類を円、変形方法を拡大変形に設定。・ひび割れっぽい加工ひび割れたガラスの画像を拾ってきて、画像編集で破片一つ一つに白黒の濃淡をつける。濃淡をつけたらその画像を呼び出しようのシーンに配置。立ち絵の光学迷彩化と同じことをします。フレームバッファにディスプレイスメントマップを配置し、さらにその下のレイヤーにもともとのひび割れガラスの画像を配置します。正直結構面倒です。今だとティムさんの作ったひび割れガラススクリプという便利なものがあるのでそちらをおすすめします。(この動画で使ってるひび割れ素材を作ったのは一年ほど前で、その頃はまだなかった)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm39668313