バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232(1929年 全曲版世界初録音)

バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232(1929年 全曲版世界初録音)

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=JbQqwIvnmjo )。バッハの最高傑作と称されるミサ曲 ロ短調 BWV232は演奏時間が約2時間に及ぶ大曲ですが、完全全曲版が世界で初めて録音されたのは1929年のことです。指揮を務めたアルバート・コーツ(1882 - 1953)はロシア系イギリス人の指揮者・作曲家で、1920年代からスクリャービンの「法悦の詩」やワーグナーの「ニーベルンクの指輪」抜粋、そしてベートーヴェンの交響曲第9番など、数多くの管弦楽曲を録音しており、多くの経験を積んだ上で満を持して演奏録音に臨み、録音・演奏ともに当時としては高水準の成果をもたらしました。このあと、バッハのミサ曲 ロ短調の全曲録音は第二次世界大戦を経た後の1947年(ロバート・ショウ指揮)まで登場せず、コーツの録音は戦前における唯一無二の全曲版として高く評価されました。エリザベート・シューマン(ソプラノ)マーガレット・バルフォー(アルト)ウォルター・ウィドップ(テノール)フリードリヒ・ショア(バス)アルバート・コーツ指揮ロンドン交響楽団ロンドン・フィルハーモニー合唱団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm39821833