米ロが国連安保理で激突、互いに「挑発的」と非難の応酬 ウクライナ巡り

米ロが国連安保理で激突、互いに「挑発的」と非難の応酬 ウクライナ巡り

ウクライナ情勢を巡る国連安全保障理事会の公開会合が31日に開かれ、ロシアによるウクライナ国境付近での軍備増強を巡り米国とロシアが互いに「挑発的」と非難の応酬を繰り広げた。 ロシアのネベンジア国連大使は、ロシアがウクライナ侵攻を計画している「証拠はない」と述べ、戦争の脅威を誇張しているとして西側を非難。ロシア ネベンジア国連大使「彼らが緊張と言葉を煽り立て、緊張を高めている」一方、米国のグリーンフィールド国連大使は、ロシアの侵攻の脅威こそが問題であり、米国は軍事衝突の回避を望んでいると反論。「(和平を)推進するわれわれの外交は挑発的ではない」米英両国は、ロシアがウクライナに侵攻した場合、プーチン大統領に近いロシア高官の資産凍結や渡航禁止の制裁を行う用意があると発表。ロシア政府のペスコフ報道官は、英国の発表は「非常に不穏なもの」であり、投資家にとって英国の魅力を薄れさせ、英企業に打撃を与えるだろうと述べた。ジョンソン首相は1日にウクライナを訪問する予定で、ロシアに対し「瀬戸際から退く」よう求めるという。また同日、ロシアのラブロフ外相は、米国のブリンケン国務長官と電話で協議を行う予定だ。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm39978442