五輪関係者ら相次ぎコロナ陽性、スキージャンプ女子のトップ選手も

五輪関係者ら相次ぎコロナ陽性、スキージャンプ女子のトップ選手も

中国冬季五輪の開幕まであとわずかとなる中、新型コロナウイルス検査で新たに陽性が確認された大会関係者は、過去4日間で119人に上った。当局は、選手、スタッフ、報道関係者が一般市民と接触するのを防ぐため、「クローズド・ループ」と呼ばれるバブルを設けている。 2月4日から20日まで開催される北京五輪には、約3000人の選手、コーチ、当局者、審判員、メディア関係者らが参加すると予想されている。 一部は中国に到着する前に陽性が確認された。スキージャンプ女子のトップ選手、オーストリアのマリタ・クラマーは、五輪前の最後の大会が開催されたドイツで陽性が確認された。五輪出場までに回復するため、出発の予定を変更したという。 しかし大会組織委員会によると、ほとんどが空港到着後に陽性反応を示した。ロシアのバイアスロン選手バレリア・バスネツォワは、北京到着後に陽性反応を示し、自身の五輪への望みが終わったと述べた。選手は、1月31日に陽性が確認されたロシア関係者3人のうちの1人。 多くの国が新型コロナとの共存を模索するなか、中国は感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ政策」を続けており、ほぼすべての国際便をキャンセルしている。 五輪選手と関係者はチャーター便で入国する必要があり、毎日検査を受ける。バブル内では、大会参加者は宿泊施設と五輪会場の間を主催者が用意した交通機関を使用して自由に移動できるが、街中を自由に動くことは許されていない。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm39978520