【Tairon Works】トナカイ飼いのイィヌヴィエ【シベリア民話】

【Tairon Works】トナカイ飼いのイィヌヴィエ【シベリア民話】

―自由意思の彼方へ。シベリアの少数民族チュクチの口承文芸からお送りしますチュクチ族はロシアの北東ユーラシア大陸の最東端にあるチュクチ半島に住む民族で現在の総人口は1万6千人この物語はトナカイの遊牧を営んでいるグループの伝承になります原話の採録とロシア語への翻訳を行ったのはП(ペー)・Я(ヤー)・スコーリクで時期的にはロシア革命後のことになります政治犯として中央を追われた知識人階級が新しいライフワークとして現地の民族の口承文芸の採録と翻訳に取り組んだ結果が今日に残っているとのことです※「私は風を殺した」※チュクチの民話で物語の締め括りに用いられる言葉チュクチの生きる土地は気候が厳しく風雪が吹き荒れる日は外に出て仕事ができなくなるそのような時は家に閉じこもって天気が良くなるまでこうした昔話を語ることで時間を潰したそして、「悪天候の日に室内で話をする」こと自体が天気を治めるひとつの呪術的行為とされていた「私は風を殺した」というのは「話が終わる時にはこの風も止むと良いな」という祈りであるゆっくり劇場マイリスト( mylist/67371000

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40010116