【内閣府】柴田理恵さんが出演した政府広報

【内閣府】柴田理恵さんが出演した政府広報

小馬鹿にされる高校時代の柴田さん…2020年5月11日~・マイナンバーカード「スマホで申請」篇(15秒)・マイナンバーカード「紛失時のサポート」篇(15秒)2020年5月18日~・マイナンバーカード「持ち歩いても大丈夫」篇(85秒)・【字幕付】マイナンバーカード「持ち歩いても大丈夫」篇(85秒)問題のCMは、今月11日から17日まで放送された。俳優の鈴木福と女優の柴田理恵が出演し、福くんの「あなどれないよ、マイナンバーカード!」の一言から始まる。政府広報を担当する内閣府によると、全国43局で1日1~2回流されていたという。肝心の内容は、9月から始まるマイナンバーカード所有者へのポイント還元事業「マイナポイント」の宣伝や、「(来年3月から)保険証として使えるようになる」とのお知らせ。カードを持つことの利点を視聴者に訴えているのだが、自治体窓口がマイナンバーカードでの10万円給付の申請をめぐり混乱している真っただ中では逆効果。間の悪さが目立った。この本末転倒のCMに一体、いくらの税金が使われたのか。内閣府に制作費などを問い合わせると、「政府広報全体の予算として計上しているので、制作費などはお示しできません」(政府広報室)とすっとぼけ。混乱の最中にCMを流したことについては、「7月からマイナポイントの予約が始まるので、混乱を避けるために5月に流しましたが、給付金による混乱は想定していませんでした」(政府広報室)と困惑気味だった。広告代理店出身の作家・本間龍氏は「具体的なGRP(延べ視聴率)が分からないから詳しくは言えないが」と前置きしつつ、こう続ける。「基本的に政府広報案件は安いです。スタジオで1日撮影しても、制作費は1000万円。タレントとの契約料は400万~500万円ぐらいではないか。放映費を合わせても、合計で5000万~1億円弱の間でしょう。正直、CMを打っても打たなくても、国民の認知度は変わらないレベルだと思います」間が悪い上に、効果は薄い――。税金のムダだ。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40024033