【初音ミク】怪物になった私【オリジナルMV】

【初音ミク】怪物になった私【オリジナルMV】

ボーカル:初音ミク作詞、作曲、編曲:消しゴム式ロケットPイラスト:消しゴム式ロケットP三年前、唯一の家族である妹の死をきっかけに、自ら地元の怪物狩りに志願して怪物狩りになった兄と、実際は、命からがら森の中で生きていたけれど、怪物に噛み付かれた原因で自我を持ったまま急激に怪物へと変貌して、更には、その影響で人間としての言語を喋れなくなった妹ととの物語。兄が怪物の殲滅をする為に目撃情報を集める中、刻々と飢えが強まっていたが人間を食べたくない妹は、怪物の中でも知性のある怪物と偶然にも出会う。知性のある怪物は、同族の怪物が狩りに失敗して腹を空かせると勘違いし、木に実っていた大きな果実を目の前に差し出すと、空腹のあまり感謝を伝える余裕もなく無我夢中で食べて腹を満たした。食べぷりを気に入れた妹は、知性ある怪物と会う度に自分の目の前で果実を食べるのを見せてくれとせがまれる。それから何日か経った夜の事、いつものように知性のある怪物に会うと、至極真面目な顔付きで、こんな事を語り出した。ーーいつかは、怪物達がお前と俺にみたいに人を食わずに果実や魚を食って際いれば、人間と怪物とで命のやり取りをせずに済む。そんな現実味のないような未来が来る事を俺は、祈っている。知性のある怪物は、自分で自分が言った言葉に気恥ずかしくなって、頬をかいたまま早歩きで巣へ帰って行ったが、途中で出会った兄に問答無用で撃たれて死んでしまった。兄が念入りに仕掛けた罠だらけの森に妹を追い詰めたが、一瞬だけ怪物と妹の姿が重なって見えたものの、妹は、もう死んだと言い聞かせ、急死に狙いを定めて発砲する。すると妹が息を引き取った直後、他の怪物と違い、身体が変化して人間だった頃の姿に戻った。それを見てしまった兄は、自分の手で妹を殺めてしまった事に、ショックのあまり膝をつき、地面に銃を落として、泣き叫ぶ他なかった。

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