バッハ:カンタータ第106番「神の時こそいと良き時(哀悼行事)」BWV106

バッハ:カンタータ第106番「神の時こそいと良き時(哀悼行事)」BWV106

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=2i5O923PzeQ )。バッハが1707~08年頃に作曲したと推測されているカンタータ「神の時こそいと良き時」BWV106は、残された最古の筆写譜に「Actus Tragicus(哀悼行事)」の題名が付けられており、それが本作の通称となっています。作曲された経緯は不明ですが、曲の内容から特定の人物の葬儀で演奏するのが目的だったのはほぼ確実で、一説には1708年9月13日に行われたミュールハウゼンの前市長アードルフ・シュトレッカーの葬儀で演奏されたと考えられています。全4曲の内容は死への本能的な恐れが神によって昇華され、死は安息を与える「神の時」であり、「いと良き時」であると歌われます。この作品はバッハのカンタータとしては初期の作品ですが、19世紀からかなりの人気があり、後のコラール・カンタータの様式に則っていないにもかかわらず、バッハの名作カンタータの1つとされています。Els Bongers(ソプラノ)エリーザベト・フォン・マグヌス(アルト)ロタール・オディニウス(テノール)クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン指揮アムステルダム・バロック管弦楽団

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40345226