COEIROINKつくよみちゃんに葉桜と魔笛を読んでもらった。

COEIROINKつくよみちゃんに葉桜と魔笛を読んでもらった。

COEIROINK つくよみちゃんに 太宰治作葉桜と魔笛を読んでもらいました。動画なのに動きません。COEIROINKはシロワニさんによって開発されている、AIトークソフト(プラットフォーム?)です。無料で使えますが、無料とは思えないほどのクオリティなのですごいです。シロワニさんによって収録された5人7種類の音声と、自作の音声モデル(MYCOEIROINK)を公開してくださっている方の音声が利用できます。収録音源数100以上が目標らしいので、楽しみです。COEIROINK公式ページ  https://coeiroink.com シロワニさんTwitter  https://twitter.com/shirowanisan 声のかた(間違ってたらすみません)つくよみちゃん  https://twitter.com/TYC_Project テキストは青空文庫様より使わせていただいています。青空文庫のページ  https://www.aozora.gr.jp/ 青空文庫 葉桜と魔笛  https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/42376_15545.html この物語は話が綺麗でとても好きです。日本海海戦の話が出てきていますように、この話は明治38年が妹さんがM・Tと恋文をやり取りしている年代だと思います。35年前の話と言っておりますので、昭和15年(この物語の出版年)の話となります。語り手の年齢は55歳ということになり、老婦人と呼ばれておりますが、これが当時の感覚なのでしょう。WW2が開戦して1年、日本が太平洋戦争を開始する1年前の話ですね。日清戦争、日露戦争、WW1を経て、日中戦争のただなか、当時常勝無敗の日本からすると、勇ましく活躍する日本軍と兵隊さんというものは、読まれるためのトレンドなのかもしれません。(今でいうところのとりあえず異世界転生している感じ?)作中にある腎臓結核ですが、BCG予防接種もあるためか、なかなか聞かないですね。それでも結核は現代でもかかる人はいるようです。治療薬もあるようですが耐薬性になったりして、なかなか厄介な病気みたいですね。それに忘れられている病気であること自体が、脅威度を引き上げているような記述も見えますね。重篤化しないと何か自覚しない病気は確かに怖いです。上記の人たちには無限に感謝です。ずっと遊んでられます。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40510657