【アイルランド散歩】ティーヴァーチャー(Teevurcher): キャヴァンとミーズの県境の村

【アイルランド散歩】ティーヴァーチャー(Teevurcher): キャヴァンとミーズの県境の村

ティーヴァーチャー(Teevurcher)は、キャヴァン県とミーズ県にまたがる静かな村です。00:31 右側に見えるのはセント・パトリックス教会です。教会の後ろには風力発電のタービンが見えます。ティーヴァーチャーのウィンド・ファームは5基のタービンで構成される小規模な風力発電施設です。01:43 このあたりでミーズ県からキャヴァン県へと県境を越えます。01:47 次に見えてくるのは、ザ・ロイヤル・ブレフィニー (The Royal Breffni) という名前のパブです。 中世のころにキャヴァン県とリートリム県のあたりを支配した Kingdom of Breifne という王朝がありました。Breffni は Breifne を英語風につづったものです。ネットで検索してみると、このパブは2018年ごろまで営業していたことは確かなのですが、現在は少なくとも一時的に休業しているようです。コロナの影響なのかどうかはわかりません。大きめのファンクション・ルームも併設されていて、ときどき地方回りのバンドがきて演奏していたようです。ミス・コンテストなども開かれていたようで、このあたりのエンターテイメントの中心地だったのかもしれません。01:56 いまは閉店していますが、コンビニエンス・ストアも併設されていたようです。お店の名前の An Siopa はアイルランド語です。英語に直すと The Shop です。店の前には使われなくなった給油機が放置されていました。02:03 次に見えてくるのが、郵便ポストです。An Post のロゴが入っていますから、そんなに古いものではないです。An Post (日本の JP にあたる組織) ができたのは 1984 年。ポストの傾き方、かすかな錆の入り方、杭のペンキの剥げ方などに魅力を感じます。横には黄色いAEDも見えています。02:32 大きな石には「Tierworker」と書いてあります。地図を見ると Tierworker は Teevurcher の隣の村のようですが、もしかするとこの村のもともとのアイルランド語の名前が Teabh Urchair なので、英語風のつづりにするときに Tierworker と Teevurcher の 2 つのつづりが生まれたのかもしれません。撮影: 2022年2月9日音楽: 10℃ by しゃろう

http://www.nicovideo.jp/watch/sm40528838