葵の唄【SeirenVoice】

葵の唄【SeirenVoice】

葵との出会いから同居するまでのシーンナレーター:結月ゆかり(AIVOICE)郁紀:結月ゆかり(AIVOICE)葵:琴葉葵(SeirenVoice:18473)―あらすじ― 医大生の匂坂郁紀は、交通事故に遭い生死の境をさまようが、奇跡的に助かる。しかし、大学に復帰した匂坂は、故意に嫌われるような言動をとり、自分の周囲から人を遠ざけようとする。友人達は彼を心配するが、匂坂には彼らから差し伸べられる救いの手にすがれないわけがあった。匂坂は交通事故の後遺症で知覚異常を起こしており、すべてのものが醜悪かつ奇怪な形で見えるようになっていたのだ。街の建物は豚の臓物をぶちまけて塗りたくった様に、人間はおぞましい肉塊に見え、話す言葉は呻き声や金切り声に聞こえ、触れた感触ですら尋常ではなくなっていた。自分以外の全てが不気味でストレスのあまり狂いそうになる世界の中で、孤独な入院生活を過ごしていたある日、匂坂の前に葵という謎の少女が現れる。葵だけはなぜか普通の人間に見え、肉塊のような姿にしか見えない友人たちと違い、触れたときに温かみを感じることもできた。やがて匂坂は葵に惹かれ、彼女を自分の家へ招いて、一緒に暮らし始める。しかし、それは真に訪れる狂気の世界への扉にしか過ぎなかった。

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